CADの世界におけるAIや機械学習との関わり方、将来展望、そして設計業務での活かし方について解説しています。
連日のように、人工知能(AI)の予測能力に関する話題、憶測がニュースやインターネットで飛び交っています。 メディア主導型のため、市場にある種、驚きをもたらすような報道の中で、『自分達の仕事は、AI テクノロジーに置き換えられてしまうのではないか』、と懸念する労働者が増えているかもしれません。しかし、この懸念は、実に残念なことです。
<脅威ではなく共存>
AI は、 1 つのツールです。また、ただのツールではなく、「強力な」ツールという形容詞がつくことは間違いありません。つまり、この AI テクノロジーを設計プロセスに適切に組み込むことができれば、日常業務に起こる「煩雑さ」から解放され、生産性が向上する、と考えるほうが、設計者にとって有益だと考えてみましょう。
今回ご紹介する「人工知能(AI)の奔放な発想」eBookでは、3次元CADツールを牽引するSOLIDWORKS社の経営や開発のボードメンバーが、このテクノロジーがこれからの設計業界をどのように形作り、どのようにその潜在能力を最大限に引き出すことができるのかについての意見をまとめています。
読み進めて頂くうちに、現在のCADの世界におけるAIや機械学習との関わり方、その将来的な展望だけでなく、ご自身の設計プロセスでどう活用し日々業務に役立てることができるかについて具体的なイメージを持っていただけることでしょう。
AIやテクノロジーは脅威ではなく、設計と仕事のやり方がガラリと変わることで、共働・共存の存在となる、そんな世界への道しるべとして是非お役立てください。